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ロンドンからお客様 [試飲室便り]

ツイッターで知り合った、ロンドンのレストランで日本酒ソムリエをされているnatsukiさんがお友達のあいさんと来店されました。
お二人とも日本酒関連のお仕事をされているので、さすがに的確なコメントをされていました。
2011.5.27natsuki.jpg
最初にnatsukiさんは若駒純米雄町を、あいさんは登水をリクエストされました。
次は若駒酒造の幸裕さんが修業していた油長酒造さんの風の森純米雄町を飲んでいただきました。
どちらも低精白酒なんですが、「低精白とは思えない味ですね!」と感想を頂きました。
油長酒造さんの蔵の設備や、イカキ採りの搾り機の話や、ヒネない酒造りなどの話をしましたところ。
「若駒さんは良い蔵で修業されたのですね」とnatsukiさん、私も「油長酒造の蔵主さんもそうおっしゃっていましたよ。」と。

昨夏の高温により米の出来が悪い中で、田圃の標高が高いなどの理由により大変出来の良かった秋津穂米を使用した風の森純米をお出ししました。
値段の安さと味の良さにお二人とも驚かれていました。

次は、natsukiさんが来店されたらぜひ飲んでいただきたいと思っていた、仙禽の雄町55と山廃亀の尾80です。
雄町55のアバンギャルドな酸の出方にお二人ともかなりビックリされて、「これって白ワインの酸味ですよね!」とあいさん。
続いて肉に合う亀の尾80をお出ししたところ、
「肉に合う感じ、最後にタンニンを感じますね。」とnatsukiさん。
あいさんは「ライトな赤ワインという感じですね。」
「雄町55と亀の尾80はロンドンへ持ち帰りたいですね、きっと向こうで受けますよ。」とロンドンへ持っていきたいnatsukiさん。

またnatsukiさんはこの2本をご両親に飲ませたいご様子でしたが、私は「雄町55はフルーツソースを使用した肉料理やバルサミコソースを使用した料理に合いますが、和食だとただ酸っぱいと感じてしまいます。」とアドバイスしました。

今家庭では純粋な和食などほとんど作られなくなり、洋食や中華料理や韓国料理などあらゆる種類の料理がテーブルに並ぶようになり、昔の食文化とはかなり違う時代となってきました。
そのような食文化の中で育った若い造り手が造った日本酒は、昔の人間から見たら異次元の味なのですが、同世代のお二人には美味しく感じられたようです。
日本酒の新しいステージへ幕が開いてきたのではないでしょうか。

natsukiさんの話では、ある蔵元の専務さんが日常の食卓に出てくる料理を見て、「日本酒合わないよね」と言われたそうです。「現代の日常的な食事に合わせる日本酒が必要なんですね。」とnatsukiさんが話されたのが印象的でした。

お二人とも若いのに日本酒のために頑張っておられるのを大変頼もしいと思いました。
我々世代が日本酒の火を消さないために頑張ってきたそのバトンを渡す相手が見つかったような気がします。
ぜひ若い方に日本酒を支えて欲しい。若い方の生活スタイルや食文化に合った日本酒を造り普及させ、日本酒の文化を継承していって欲しいと思います。

natsukiさんのブログhttp://eatpumpkin-pim.blogspot.com/2011/06/sake-journey-sake-shin-sake.html
に来店された時のことが掲載されました。

日本酒専門店 Sake芯 http://www.sake-sin.com/
Sake芯 ショッピングサイト http://shop.sake-sin.com/

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