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試飲室の照明を替えました [試飲室便り]

試飲室の照明を替えました。
昭和レトロな骨董のガラス製ランプシェードです。
このシェードは去年買ったのですが、これに合うソケットが見つからず、
ようやく今年ネットで見つけて購入し、昨日取り付けました。
昭和レトロなランプシェード
前の照明と同じランプを付けているのですが、ガラスだから光の透過性が良いのでしょうか、すごく明るくて部屋が綺麗になったようで印象がガラリと変わりました。
照明一つでこんなに変わるんですね。

同時にソファーも3人掛けのものに替えました。前のソファーは2年使用したのですがだいぶ傷んでいましたので、幅が少し大きくなるだけで3人座れるソファーを見つけ買いました。

試飲室もゆっくりと試飲できるよう少しづつ充実させていますので、
ぜひご来店ください。

ゆっくりくつろぎながらお酒の話をして、全品試飲できておまけに酒粕のお土産がもらえる酒屋は他に無いんじゃないでしょうか。

日本酒好きのパラダイスSake芯へ一度遊びにきませんか。


日本酒専門店 Sake芯 http://www.sake-sin.com/
Sake芯 ショッピングサイト http://shop.sake-sin.com/


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夏は自然農法により古代米「赤ひばり」を作り、冬は酒造り。 [試飲室便り]

先日Sさんが来店されました。
Sさんは千葉県のある酒蔵で蔵人として働いている方ですが、
春から秋までは長野県の佐久で自然農法によりお米や野菜を栽培しています。

去年から佐久で自然農法による農業を始められ今年で2年目になります。
台風で農作業が止まっている間に実家のある横須賀に戻られたそうです。
横須賀に戻られるといつも来店してくださいます。
美山錦玄米とミルキークイン
今年は酒米の「美山錦」と江戸時代に栽培されていた「赤ひばり」を作ったそうで、
赤ひばりは人の胸ぐらいまで伸びる背丈が高い品種で、肥料をやると伸びすぎてしまい倒伏する危険があるため肥料はやらないそうです。
肥料をやらないと根をしっかりと張り、背が伸びすぎることはなく倒伏しないそうです。
また温暖な地で栽培すると伸びすぎて倒伏する危険があるのですが、
もともと赤ひばりは長野県原産の品種だそうで、長野の地で赤ひばりを栽培するのは適しているようです。

美山錦は少し肥料をやった方が良い品種で、コシヒカリは根が深く伸びないためたくさん肥料を必要とするお米でそのように改良されてきた品種だと話していました。

赤ひばりは肥料をやらなかったため雑草がそれほど伸びず、月1回程度の除草で十分で、肥料代はゼロ、草取りは月に一回程度と、肥料代なし草取りの労力が少ない状況で、反当り6俵と自然農法にしては多い収穫が出来たそうです。

刈り取ったお米は「はぜ掛け」という稲束を「はぜ」に掛け、太陽の光と風で自然乾燥させたもので、温風機で乾燥させたお米と違い籾の中に自然の恵みを受けてお米が旨味を凝縮されるように感じるそうです。
ただ今年は10月の高温で乾燥が早く進み、乾燥具合を見極めないと割れてしまったりするためその辺が難しいようでした。

もう一つ印象に残った話は、玄米に含まれる水の質が重要だという話です。
もともとお米には15パーセント前後の水分が含まれています。
15%の水分の質がお酒の味に影響するのではないかと言うのです。
山の湧水を引き込んだ良質の水で栽培されたお米の方が良い酒ができるのではないかと話されていました。

確かにそうですね。お米1粒に15%の水分が含まれているとすると、その水分の質が確かに影響すると思います。
良い米は良い水で育った米なんですね。
Sさんの水田はどの山から水が来ているかが目で追って分かるそうで、
山の湧水を含んだお米ならきっと良い酒ができるに違いありません。

酒造りとは、良い水で育った米と良い水で仕込む、これが酒造りの基本なんですね。
石清水の国である日本はその環境を活かして昔から良い水と良い米から素晴らしい日本酒を造ってきたのです。

今年は種もみ用に赤ひばりを栽培したので、来年から本格的に作る赤ひばり楽しみですね。

お土産に頂いたミルキークイーンの艶々と輝くような食感と甘さは、お米だけで十分美味しいと思える美味しさでした。


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ぐい呑みを乗せるお盆を変えました [試飲室便り]

今まで使っていたお盆は、開店時にあったものを使っていたのですが、
元々塗が薄く、丸3年使ったため傷ついたり一部剥げたりしていたので、
鎌倉彫のお盆に変えました。
bon.JPG
ぐい飲みは今までと同じですが、鎌倉彫の深い色合いの風格のある盆に乗せると、
グッと映えます。

今年に入ってからソファー家具調度を変えましたので、
より落ち着ける空間になり、ゆっくりくつろぎながらお酒を選んでいただけると思います。

日本酒好きのパラダイスを目指し、今後もよりよい環境を整えていきたいと思います。
どうぞご来店ください。


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夏は米造り、冬は酒造り [試飲室便り]

昨日当店へ若い方が来店くださいました。
風の森を探していてネット検索で当店を知ったそうで、
しかも実家の横須賀にあるなんてと思い来店されたそうです。

最初は、風の森純米秋津穂の23BYと22BYを飲み比べて頂きました。
フレッシュ感があるのは今期の23BYですけど、料理と飲むなら22BYですね。」
との感想に凄い方だなと思っていると、名刺を頂きました。
名刺を見てびっくりしました。
千葉県のある蔵元さんの蔵人をされている方ではありませんか、
怪我をして今横須賀の実家に帰ってきていて、明日には蔵に戻られるそうです。

風の森の油長酒造さんの設備へのこだわりや無濾過生原酒を常温で置いても劣化しないための酒造りや、秋津穂の田圃のことなどを話しましたら、
「そうなんですか、飲んでいて分かる気がします。」と話していました。

次に、仙禽さんの80%精米の山廃愛山を飲んでいただきました。
彼が働いている蔵でも生もとの80%などの低精米のお酒を造っているそうですが、
低精米のお米は硬くて溶けにくく、生もと造りのモト摺りの段階で摺ってもなかなか溶けずに米粒が残っているそうで、米を磨いた方が溶け易いと話していました。
*桶に蒸米と麹と水を入れて摺る作業を山卸(やまおろし)と言います。
仙禽の山廃愛山80を飲んで、「山卸の作業をしない山廃造りは80%の低精米だと生もとより米が溶けないので難しいはず。」と話していました。

彼は日本の各地で自然農法や自然食品に関する勉強や仕事に就いてから今の蔵に入ってそうです。
来年は長野県の佐久市で自然農法によるお米や野菜を栽培し、
自ら栽培した自然農法のお米で日本酒を造りたいと話していました。

夏は米造り、冬は酒造り、
彼の清い生き方に感心しました。
いや羨ましいかもしれません。

ぜひ、自ら栽培した自然農法による良質のお米で
素晴らしい日本酒を造ってください。
応援しています。


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ロンドンからお客様 [試飲室便り]

ツイッターで知り合った、ロンドンのレストランで日本酒ソムリエをされているnatsukiさんがお友達のあいさんと来店されました。
お二人とも日本酒関連のお仕事をされているので、さすがに的確なコメントをされていました。
2011.5.27natsuki.jpg
最初にnatsukiさんは若駒純米雄町を、あいさんは登水をリクエストされました。
次は若駒酒造の幸裕さんが修業していた油長酒造さんの風の森純米雄町を飲んでいただきました。
どちらも低精白酒なんですが、「低精白とは思えない味ですね!」と感想を頂きました。
油長酒造さんの蔵の設備や、イカキ採りの搾り機の話や、ヒネない酒造りなどの話をしましたところ。
「若駒さんは良い蔵で修業されたのですね」とnatsukiさん、私も「油長酒造の蔵主さんもそうおっしゃっていましたよ。」と。

昨夏の高温により米の出来が悪い中で、田圃の標高が高いなどの理由により大変出来の良かった秋津穂米を使用した風の森純米をお出ししました。
値段の安さと味の良さにお二人とも驚かれていました。

次は、natsukiさんが来店されたらぜひ飲んでいただきたいと思っていた、仙禽の雄町55と山廃亀の尾80です。
雄町55のアバンギャルドな酸の出方にお二人ともかなりビックリされて、「これって白ワインの酸味ですよね!」とあいさん。
続いて肉に合う亀の尾80をお出ししたところ、
「肉に合う感じ、最後にタンニンを感じますね。」とnatsukiさん。
あいさんは「ライトな赤ワインという感じですね。」
「雄町55と亀の尾80はロンドンへ持ち帰りたいですね、きっと向こうで受けますよ。」とロンドンへ持っていきたいnatsukiさん。

またnatsukiさんはこの2本をご両親に飲ませたいご様子でしたが、私は「雄町55はフルーツソースを使用した肉料理やバルサミコソースを使用した料理に合いますが、和食だとただ酸っぱいと感じてしまいます。」とアドバイスしました。

今家庭では純粋な和食などほとんど作られなくなり、洋食や中華料理や韓国料理などあらゆる種類の料理がテーブルに並ぶようになり、昔の食文化とはかなり違う時代となってきました。
そのような食文化の中で育った若い造り手が造った日本酒は、昔の人間から見たら異次元の味なのですが、同世代のお二人には美味しく感じられたようです。
日本酒の新しいステージへ幕が開いてきたのではないでしょうか。

natsukiさんの話では、ある蔵元の専務さんが日常の食卓に出てくる料理を見て、「日本酒合わないよね」と言われたそうです。「現代の日常的な食事に合わせる日本酒が必要なんですね。」とnatsukiさんが話されたのが印象的でした。

お二人とも若いのに日本酒のために頑張っておられるのを大変頼もしいと思いました。
我々世代が日本酒の火を消さないために頑張ってきたそのバトンを渡す相手が見つかったような気がします。
ぜひ若い方に日本酒を支えて欲しい。若い方の生活スタイルや食文化に合った日本酒を造り普及させ、日本酒の文化を継承していって欲しいと思います。

natsukiさんのブログhttp://eatpumpkin-pim.blogspot.com/2011/06/sake-journey-sake-shin-sake.html
に来店された時のことが掲載されました。

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ニュージーランドからお客様! [試飲室便り]

昨日の大晦日にニュージーランドからお客様が来店されました。
この方はもちろんニュージーランドの方で英語しか話せないのですが、
お連れの日本女性の方の通訳でお話ししました。
とても日本酒がお好きな方で、ワインは飲まないそうです。
ゆくゆくはニュージーランドで日本酒を輸入して販売したいと話しておられました。
当店はネットで知り来店されたようです。
まずは新入荷のお酒を飲んでいただきました。
風の森の純米秋津穂と純米大吟醸キヌヒカリです。
「キヌヒカリは洋ナシのような風味があるのですがどうですか。」
「確かにそういう香りがします。純米と純米大吟醸とどう違うのですか?」
「まず1つは精米率が違います。純米の方は65%、純米大吟醸は45%です。
それと純米大吟醸の方がハイクオリティです。」
「精米率は45%を捨てるのですか?」
「いえ55%を糠にして捨てるのです。」
「あーっ、今まで勘違いしていました。逆なんですね。」

キヌヒカリの方が美味しいし、好みのお酒だとのことでした。
その他生酒を色々と飲んでいただきましたが、風の森をたいそう気に入っていただきました。
アルコール度数や日本酒度の数値などの質問を頂き、
色々とお話をさせていただきました。

「日本酒は冷蔵庫に入れて保管しないと劣化してしまい、火入のお酒でも低温火入をしているので冷蔵保管が必要です。当店では生酒が多いので-5度の氷温で管理しています。」と話しました。

「なぜ氷温で保管するのですか?」
「生酒は酵素が生きているので酵素の働きを抑えるために氷温で保管していて、氷温でゆっくりと熟成させると秋になって美味しくなるのです。」

ヨーロッパやアメリカの酒屋さんの日本酒販売の現状は冷蔵庫で保管することを考えていないので管理が悪いことを聞いていましたので、
ニュージランドで日本酒を売るのであれば、お酒の保管には冷蔵保存できる設備が必要であるし、売る時にも冷蔵保存するよう話して売る必要がありますと、アドバイスさせていただきました。

「今まで飲んだ日本酒とは特長の異なる日本酒は有りますか?」

仙禽の木桶仕込山廃純米2種類(ともに完売)の瓶に1/3程残っているのを、飲んでいただきました。
ワインのような酸味をたいへん気に入っていただき、赤ワインが大好きな彼のお父さんがきっと好きなお酒だと話していました。

このお酒はステーキに良く合うのですと申しますと。
ニュージーランドでは牛肉を良く食べるので、ニュージーランド人はこのお酒をきっと気に入ると思うと話していました。
2010.12.30kazenomori-kinohikari-yoko.jpg
そして、一番気に入っていただいた風の森 純米大吟醸 キヌヒカリを含め数種類の風の森をお買い求め頂きました。
お正月が過ぎたら帰国されるそうで、
ぜひニュージーランドで風の森を楽しんでいただきたいと思います。

日本酒のことを知ろうと熱心に質問されていたのが印象的でした。
いまや日本酒はグローバルなSAKEなんですね。
美味しいものは世界中のだれでも分かるのですね。

ニュージーランドでの日本酒販売の実現をお祈りしています。

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アイルランドから横須賀経由でお客様が [試飲室便り]

今年の6月にネットを検索していて偶然見つけたんです。
当店が掲載されている記事を、
それがこのブログです。
~アイルランド日記~
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/yasunagasedy/view/20100618
(ブログから抜粋)日本酒大好き
「そろそろ帰国が近づいてきているので,横須賀に戻った後に行うことを真剣に考えています。まあ,ほとんどが食べ物関係ですが。今日は,横須賀中央近くのsake芯というお店を紹介したいと思います。最近できたお店みたいですね。
http://www.sake-sin.com/index.html
日本酒を試飲して購入できるみたいです。お中元やお歳暮にもこの店舗で購入したお酒を利用できそうですね。試飲して買えるというコンセプトがとても素敵です。帰国後の住まいは,このお店の近くに絞って検討します。全力でお店の売り上げに貢献したいと思います。」

このブログの記事を見た時はすごく嬉しかったですね。
6月頃はまだまだ当店も知られていなくて、お客さまもポツリポツリと来店されていましたので、知らない方に初めて当店を紹介していただいたものですから、
しかも地球の裏側のアイルランドから当店を応援していただけるなんて本当に感激しました。

そしてこの方が昨日来店されました。
アイルランドから横須賀を経由して当店へ。
ブログに書かれていたことが現実に起きた!!
嬉しいです!大感激です!
sake-linup02.jpg
聞けば、当店から500mぐらい離れたところにお住まいとのことでした。
アイルランドにいた時は日本酒が売って無かったので、飲みたくてしょうがなかったそうです。
そこでネットを検索したところ当店を見つけられたそうで、「他の酒屋とは違う新しいものを感じたのですが、それは何かお考えが有るのですか?」
私は「20年以上も日本酒の会をやってきて、この文化を若い方に引き継いでいかなければいけない、そのためにはもっと若い方に飲んでもらいたいと思い、若い方の嫌う従来の日本酒臭いお酒ではなく、日本酒臭さが無く、果物のような甘味や柑橘類のような酸味を持った日本酒なら、若い方に飲んでもらえるのではないかと考え、当店の日本酒選びのコンセプトとしています。」と話しました。
色々と試飲していただき、「どれも美味しいですけど、それぞれ味が違うものですね。」
と言われたので、「日本酒の味を決める大きな要素の一つは米の違いだと思っています。
米の種類ごとに傾向は異なります。」
「米の成分はタンパク質ですよね。どの米も同じ成分だと思うのですが。」
「米の種類により、山田錦や雄町など明確に味の違いが出てきます。また、米の生育環境により違いが出ます。今夏の高温により高温障害が出ていますが、高温障害により米が硬くなって、溶けにくくなります。そうするとあっさりとした味になりがちです。また、酵母も毎年微妙に変わってきます。」
「私は科学が専門なんですが、実験で発酵を行うと、同じようには行かないことがあります。微妙ですね。」

風の森や仙禽さんや若駒さんなど若い方が造っているとお話ししたところ、
「日本酒というイメージから高齢の杜氏さんが造っていると思っていたのですが、若い方が造っているのですね。」
「10年以上前は、杜氏の高齢化が問題となり、後継者不足と言われていました。その後吟醸酒ブームにより若い方が日本酒造りを生業としたいと考える方が増えて来ました。また、蔵元の息子さんや娘さんが酒造りに参加し杜氏を務めるようになり、後継者不足は解消しています。また、日本酒の味も若い方の持つ文化の違いや、現代のハンバーグやカレーといった食文化で育った若い方の味覚が反映され、今の時代に合った美味しい日本酒ができています。」

色々なお話をして、飲み比べをしていただき、たくさん買って頂きました。
私も楽しいひと時を過ごさせて頂きました。人と人とのつながりに感謝です。

地球の裏側からの発信が、今こうして現実にその方とお目にかかっている事実。
ネットの功罪はいろいろと言われていますが、ネットの一番の良いところは、
思わぬ発信やつぶやきが、人と人を結びつけ、そして交流につながることだと思います。

当店の本当に小さい試飲室での交流や日本酒談議から、日本酒ファンが増え日本酒復権が叶うとすれば嬉しいですね。

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純米吟醸並みの酒質で2600円ですか! [試飲室便り]

昨日のことです。勤め帰りに寄られたお客様に、
いつもどんな日本酒を飲んでいるのですか?とお聞きしました。

「いつもは3千円ちょっとする福井県のお酒を飲んでいるんです。そのお酒は山田錦を
使っていて、私は山田錦の味わいが好きなんですよね。」

そこで試飲していただいたのは、「川中島 幻舞 特別純米 山田錦 無濾過生」です。
川中島 幻舞 特別純米 山田錦 無濾過生
「旨いですねー、このお酒は純米吟醸ですか?」

いえ、山田錦を使用した特別純米で、一升2,600円です。

「えーっ4~5千円するのかと思いましたよ。これは純米吟醸のクオリティですよ。香りは有るし味わいも良いし、4~5千円のお酒と言っても通りますよ。
この酒質で2,600円ですか。安すぎるな。」

そうです、純米吟醸の酒質ですよ。当店のお酒は2千5~6百円の純米で充分美味しいです。高いお酒を買うこと無いです。探せば安くて美味しいお酒は有るんですよ。

その他色々と試飲していただきましたが、やはり最初に飲んですごく気に入られた川中島幻舞特別純米山田錦を購入いただきました。
このお酒の1升瓶はこれで完売となりました。
4合瓶の方はまだあります。

このお酒はお客様が見えた時に、開栓したものでしたので、その晩飲んでみました。

まろやかな旨味が膨らみ、苦味はあるが密かに感じる程度。
旨味はボリュームいっぱいに膨らまず、分別をわきまえたふくらみ方で、
適度のところで落ち着く。最後に肩の力を抜いて、静かに引いていく。
旨い!
バランスも良いし、まとまりも良い。香りも程良くあって、端正な純米吟醸という感じ。
春には、長野酵母由来の苦渋感を感じたが、今日はまったく消えている。
温まってくると、甘旨味に柔らかさが加わり良い塩梅にこなれている。
これは良い熟成をしてますね!
素晴らしい!
4合瓶で1,300円は超お勧めです。

それにしても、なぜ当店の生酒が氷温でこれほど良い熟成をするのか?
酒販店1年生としては不思議です。
とにかく、冷凍庫を導入して間違いではなかった、と言うことですね。

Sake芯 川中島通販サイト http://www.sake-sin.com/kurabetsu/kawanakajima.html


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めまぐるしい1日 [試飲室便り]

朝試飲室の掃除を終えて、配達のお酒を冷蔵庫へ取りに行く。
うっ、カギが閉まらない。
営業所へ連絡、やむなくそのまま配達へ、
ところが、エ・ン・ジ・ンの掛りが・・・すごーく、悪い。
まずいバッテリがとうとう寿命か?

とにかく配達、
日本料理あら井さんへ仙禽木桶仕込山廃純米川中島幻舞純米吟醸を届ける。

帰ってきて食事を済ませ、すぐオートバックスへ、バッテリ交換で出費
途中で携帯が鳴り、お客様が見えている。

帰ると、せんねん会のKさんが見えていました。
しばらくすると、同じくせんねん会のOさんが来店。
1時間30分ほど日本酒談議に花が咲き、
それぞれ好みのお酒を購入いただきました。
ブログ用.jpg

夕方、ネット検索で当店を知ったと初めてのお客様が見えられました。
お盆で日本酒好きの方が来られるので、その方に飲んでいただく日本酒を求めたいとのお話で、
4合瓶を2本、それぞれタイプの異なるものをとのことでした。

個性がまったく異なるお酒となると、このお酒の登場です。
仙禽 木桶仕込 山廃純米 亀の尾 
日本酒らしからぬ日本酒、しかし、れっきとした日本酒。

このお酒の対極にあるのが、キレイな酒質で嫌みの無い若駒 純米 あさひの夢 無加圧採り
最初に若駒を利いていただき、次に仙禽を利いていただきました。
そして、川中島幻舞特別純米ひとごこちと続きました。
ご購入いただいたのは仙禽と川中島幻舞、
やはり仙禽はお客様の意図するところぴたりと入ります。

一方冷蔵庫はと言うと、夜る8時過ぎに南京錠で応急処置してもらい一安心。
ふーっ今日は色々なことが起き、お客さまも来てくれて、めまぐるしくも充実した1日でした。

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タウン誌に掲載されたため今日は朝から大忙し、仙禽木桶仕込山廃純米とちぎ酒14が好評 [試飲室便り]

今日は新聞にタウンニュース誌が織り込まれたため、朝からたくさん電話をいただきました。
地元のタウン誌の効果は凄いです。感謝です。
タウンニュースの当店が掲載されている記事のweb版です。
ご覧ください。
http://www.townnews.co.jp/0501/2010/06/04/51941.html

タウンニュース誌をみて来店いただいた第1号は、女性お二人です。
いろいろと試飲していただき、一番気に入っていただいたのは、仙禽 木桶仕込山廃純米とちぎ酒14でした。
商品案内に書いてある、「ドライフルーツ系のプルーンのような味わい」を見ていただき、「あっプルーンだ、プルーンとそっくり」と的確な利き酒能力に、女性はやはり舌が繊細で敏感だなと思いました。

思いがけない方が買いに来られました。何年かぶりでお会いしました。まだまだお元気な様子です。
集まりにお酒を持参したいと買いに来られたのです。
そういうご事情ならと、癖の無いバランスの良い川中島 幻舞 特別純米 をおススメしました。
もう1本は試飲していただいて、気に入っていただいたのは、仙禽の木桶仕込山廃純米とちぎ酒14でした。

このお酒は人によって、酸っぱいと感じる人もいますので、万人向きではないですとお話ししましたところ、
仙禽の純米大吟醸ひとごこちを買われました。このお酒ならだれもが美味しいと感じていただけるはずです。

次に、横須賀では名の通った焼き鳥店のご主人が来店されました。
車での来店のため、匂いだけ利かせてほしいとのことで、利き猪口に注いで、匂いだけ利いていただきました。
この方は、素晴らしい嗅覚をお持ちです。匂いだけで味わいを的確に表現します。
さすが料理店のご主人見事な嗅覚をお持ちです。

お話を伺っていると、カプロン酸系の香りの強いお酒は好みでないようでした。
焼き鳥屋さんとのことで、肉に合う仙禽木桶仕込山廃純米とちぎ酒14をおススメしました。
大変気に入っていただけました。
続いて華やかな香りの無いお酒として、7号酵母を使用した風の森露葉風の純米と純米吟醸の匂いを利いていただきました。
純米吟醸よりは純米を気に入っていただき、仙禽と風の森をお買い上げいただきました。

今日のお客様は、仙禽木桶仕込山廃純米とちぎ酒14を美味しいと言っていただきました。
このお酒、決して万人向きではないと思うのです。飲んで酸っぱいと言うお客さまもおりますので。
でもこのお酒だけ突出して日本酒離れしているんです。

プルーンのような味わいであり、ワインのような酸味、旧来の日本酒とは全く異なる味わいは
「新感覚の日本酒」というカテゴリーでくくらないと収まらない日本酒です。

私は常々、日本酒は良い個性を持っていなければいけないと考えていました。
この仙禽木桶仕込山廃純米とちぎ酒14は良い個性のかたまりみたいなお酒ですね。

でもこのお酒を評価して売っている酒販店さんは当店を除いて皆無です。
実際に試飲していただいて美味しいといった評価を頂いている日本酒が、
当店以外評価されていないのは不思議ですね。

ブランド酒信仰や極端に一部の日本酒に注目が集まるこの時代ですが、
心を無垢にして純粋にお酒と向かい合ったら、新しい日本酒の世界が開けてくると思います。
ぜひ、自分の舌の感覚を信じて飲んでみてください。
こんなに素晴らしい日本酒があったのかと、きっと気付くはずです。



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